それでも山梨に住み続ける理由

「それでも○○に住み続ける理由」というブログ記事が流行中 いろんな街自慢をご覧あれ

 

ホント流行ってんの?ブログ書いてれば地元の話題を出さなきゃネタもなくなってくるからじゃないの?なんて思ったりしますけど、こういう機会にネタにしてみようと飛びついてみましたよ。

私が山梨県に住み続ける理由は、山梨で生まれたから。 とくに理由もないので山梨にいる感じでしょうか。山梨から出る理由がないというか。もちろん地理的にみた際にネガティブな要素がないわけではないですが、それを含めて山梨の私なりの特徴(いいとこ悪いとこ)や捉え方をあげてみたいと思います。

<< 交通関連 >>

・90分あれば東京までいける。
個人的に東京に住んでまで堪能したいという娯楽を趣味にしていないということもあってか、仕事終わりに寄りたいとか楽しみたいというニーズがないので、たまに東京へ行く時には90分ぐらいで行ければOKかなといった考えです。もちろん個人差の大きい部分でしょうが。リニアモーターカー出来れば15分で品川だそうです、はい。大抵の山梨県民にとって山梨県甲府市にできるリニア駅に行くまでに15分ぐらいかかっちゃいそうだけど、それでも15分で品川に行けると仕事終わりに東京へ向かうなんて利用が現実のものとなりますね。

・ツーリングやドライブルートが豊富
山梨県の甲府盆地は、地形の影響からか交通の要衝だったということもあって様々な方向に道が走っています。甲州街道として栄えた国道20号線をはじめとし、甲州裏街道であった奥多摩へ続く青梅街道国道411号線、身延山への参拝道で海へのルートでもあった身延みち(富士みち)の国道52号線、国道137号線は138号線と合流し鎌倉まで続く鎌倉往還でしたし、国道141号線は佐久往還、国道358号線と国道139号線は中道往還として海のある富士市へと続きます。
甲府盆地からは国道が放射線状に広がり、必ず山を超えなくてはならないので林間のワインディングロードを楽しめますし、これら国道をつなぐように快適な走行が楽しめる広域農道なども意外と整備されているので、山梨県内だけを走っても四季を通じてツーリングやドライブが楽しめます。冬はかなり冷え込むのでバイクに乗らない方も多いですし、山間などでは路面凍結や積雪への注意も必要となりますが、それでも日中でしたら気温があがるので冬の間も楽しむ人は多いのではないでしょうか。

・東京に近いのに田舎で静か
近いという価値観にも個人差があると思いますが、個人的にはあの満員電車の喧騒に毎日は耐えられません。満員電車の中に笑顔がないもの。その点山梨は田舎なのでそんな喧騒はなく(でも交通渋滞があったりする)、近所で畑を借りることなんかもわりかし簡単です。自治体が貸してくれたりもしますしね。さらに空気も綺麗で空が青い。娯楽が好きな方にはあまり魅力的には映らないでしょうが、私のような自然が好きなタイプに山梨は持って来いです。

 

<< 地理関連 >>

 ・富士山がある

海と富士山がある静岡県はずるいと思うんだ。山梨に海はないけどでも富士山がある。富士山はいいですね。子供の時はあるのが当たり前なのであまり気にしませんでしたが、ツーリングやドライブでふらっと富士五湖方面に行きあの富士山を見ると、もうそれだけで何時間でもボケーッとしていられます。周りの山から富士山をみたときの爽快さもたまりませんね。

・山がたくさんある
天気でも触れましたが山に登る者にとって山梨は最高でしょう。南アルプスと富士山は地元ですし、もちろんそれらを綺麗に望める山もたくさんある。また同じく山が豊富な長野へのアクセスも抜群。標高数百メートルの里山から3000mオーバーまで様々な山が楽しめますから、山が好きな人は山梨に住むといいよ、わりとマジで。

・海がないので海を見た時の喜びがある
海なし県民の海を見た時のテンションは半端ないですよね。埼玉県民の海見た時のテンションとか全く違和感ないですからね。きっと富士山が見えないところの方にとっての富士山もこんな感じなのかなあなんて思ったりもしますが。
まあ海はないですが、お隣静岡県には海がありますから甲府から2時間ぐらいで海をみることが可能です。もちろん海が近くにないので新鮮な海の幸とも距離が生まれますが、はるばる静岡県に新鮮な生しらす食べに行ったりするとそれだけでひゃっほーいって幸せな気分になりますからね。
それに技術も進歩して美味しいお刺身もある程度の鮮度を保ったまま入って来る時代ですから。
また、東日本大震災ではあの綺麗な海が結果として多くの人を飲み込んでしまいましたから、海へのあこがれの一方でたまに見に行ければいいや。なんて。ただ同じことは富士山もいえるのかもしれませんがね。

<< 天気関連 >>

・晴天率が高い
冬は寒く夏は暑い。そんなところが嫌いだという人も多いですが、私は多少寒かったり暑かったりしても(山梨は多少じゃない)晴れているのがいいですね。山登ったりバイク乗ったりするのでお天気はいいに越したことはありません。ただ、年間及び1日の寒暖の差はかなり大きいので体力的には辛いかもしれませんね。(2/28追記:でもって先日の1mオーバーの雪ですよ、ええ。その半分の量でも充分に驚きですがまさかメーターオーバー来るとはね。ほとんど積もらない年もあるぐらいなのに。)

・日の入りが早い
私の中でネガティブに捉えている項目はこれになります。どうしても周囲に高い山があるので、日の出や日の入りが遅くなるというか、あの夕日の綺麗さだったり朝日の清らかさみたいなものが、他の県よりも劣っていると思っています。海に沈む夕日、あれはいいですよねえ。


<< 地域関連 >>

・歴史深い
意外と知られていませんが山梨県には縄文遺跡も多く、釈迦堂では日本でも数多くの土偶が出土しています。東日本最大級の古墳もありますし、武田家の繁栄もあって甲斐の国山梨には武田家ゆかりの神社仏閣などが今なお数多く残っています。そして謎の道祖神文化。これについてもおそらく縄文文化から受け継がれるものでないかと言われていますが、そのような謎文化などに興味を持ち始めるともうワクテカが止まりません。

・人口が少ない
このことでもたらされているメリットがあることは重々承知してはいるのですが、人口が少ないのでどうしても商売が小さくなりがちです。ただし、山があって人が住みやすい地域というのが案外限られていることもあり、甲府盆地など全体を商圏と考えて出店するお店なども増えていますし、観光立国だからか田舎でもコンビニやファミレスなどが充実しています。これらの施設には県が一体となって無線LANスポットを整備していますので、観光地に行けばなにかしらのスポットはあるでしょう。山梨県内にいる人は他県の都市部に触れることは多くとも、田舎に触れる機会は案外少なかったりしますが、意外とコンビニがない・・・とか食べ物屋が・・・なんてことが県外の田舎では多かったりします。甲府盆地周辺の田舎については国道のせいもあってか意外とそれらが充実しているように思います。ただ都市の規模にしては家賃が高いという不満は県外の方から聞いたことがありますね。

・テレビのチャンネルが少ない
私は最近テレビをあまりみないのでどうでもよくなりつつありますが、地元のテレビ局はYBS(日本テレビ系列)とUTY(TBS系列)なので、基本的にはアンテナでテレビ朝日やフジテレビ、テレビ東京の電波を受信することが出来ません。山梨県の甲府盆地へはスカイツリーの電波が届きません。なのでCATVに加入している世帯が非常に多いとか。加入金と利用料で結構しますので、県外から来た方はテレビを見るためにそんなにお金を払うなんて!と驚かれる方も。まあ今の時代インターネットがありテレビ以外の映像チャネルがありますから、どうしてもリアルタイムで民放番組を見たいという方以外はBS/CSアンテナでスポーツや映画のコンテンツを楽しんでみては?なんてアドバイスすることもありますね。ちなみにフレッツ・テレビなどは来ていません。CATVが幅を効かせているのでいろいろしがらみがあるみたいです。

 

別件としては、田舎特有のがさつな人だったり閉鎖的な人というのは多いのかも知れませんが他県に住んでいないのと私の周りには案外いない(気にしていない)ので、目に余る人に対しては倍返しだ!ぐらいの気持ちで、あとはまあそいう人もいるよねーぐらいに考えていれば楽なんじゃないかと思います。

そういう意味で、他県から山梨へ移住する方はローカルな地域に住むよりも北杜市や富士五湖周辺など別荘があり県外からの方が多いエリアに住むと、周りに移住者の方も多いので生活しやすいのかなと思います。別に地元の人間がどうのというつもりはないですが、住んでいれば住んでいたでその地域の考え方や文化などもありますから、あとから来てそこに目くじらをたてても仕方ないのかなと思うわけです。ならば同じ境遇の方とのコミュニティに属すほうが相互理解もしやすいのかなと。

交通に関してもマイカーを中心に色々考えていく必要が出てきます。鉄道網は貧弱ですしバスもそれほど機能しているとは言いがたいですし。ただ、ここも考えようでどうにかしようと思えば案外どうにでもなる部分のような気がします。盆地内はそれほど坂がありませんから自転車の負担も少ないですし、スマホなどのモバイル端末で各情報が調べられますから、バスなども事前準備を怠らなければ意外と使えます。そこにタクシーやレンタカーを組み込んでみる感じです。もちろん山間部では機能しない方法ですが、車が無いなら無いなりに生活していけるエリアというのもありますから、折りたたみ自転車あたりもうまく使ったりすればそれなりに生活出来ると思いますけどね。もちろん車があれば快適なのは間違いないですが。(個人的な感想です。

といった感じにもちろんネガティブな要素もありますが、私は山梨県民の中でもかなり山梨県が好きだと思います。もちろん他の県に行ってみればそこにはそこのいいところがあるし、美味しい物もありそうだなと思いますから、きっとそこを好きになる住めば都タイプだと思いますから、山梨に限ったことじゃねーよってことかもしれませんが、山梨にいたところで毎日おいしいお店に出歩くブルジョアな人間ではありませんから、美味しいもの食べに小旅行したりとか逆にそうやって楽しむ要素になるのかなと。

様々なものも今やインターネット(とくにAmazon)になんでもありますからね。山梨にいててにはいらないものは世界にもないといっていいのではなかろうかと。

最後に山好きやツーリング好きは山梨に住めばいいのにと思いますね、わりとマジで。リニアモーターカー出来てくれれば仕事終わった後にスポーツ見に行くとかイベントに参加するとか出来るのかなあとか考えるとさらに山梨の魅力が増しますね(おれしらべ

2014年の初詣も甲斐国一ノ宮、浅間神社

もう年が明けてしばらく経ちますがおめでとうございます。

今年の初詣は(も)笛吹市一宮町にあり甲斐国の一ノ宮でもある浅間神社に行ってきました。2日のお昼ごろに。

ここのところ毎年浅間神社です。特に理由はないのですが、というか特に理由がないから浅間神社になっていたりしますです。

まあ過去にも一ノ宮である浅間神社から、二ノ宮の美和神社、三ノ宮の玉諸神社と巡ってみたりもしましたが、浅間神社からの流しでやってたりしますね。浅間神社のあと、摂社にあたる山宮神社に流れてみたりとか。

今年は浅間神社しか行っていないので大したネタもないので、浅間神社について掘り下げて?見ようかなと思います。ちなみに読み方は「あさま」です。

前々からこの神社は木花咲耶姫ということで富士山の火山を鎮めるために作られたにもかかわらずなんですっとぼけた方を向いているのか疑問でした。今でも疑問ですが。
先程も少し触れた山宮神社が元々の位置で、そこから現在の場所に移動したということのようで、山宮神社というのは地元で神山と呼ばれる山の麓にあり、その山が富士山の北に位置することや、当時笛吹市一宮町や御坂町といったこのエリアは国分寺があったり大規模な土偶の出土した釈迦堂遺跡があったりということで甲斐国でも中心的な役割を持った地域だったのだろうという想像ができ、そのことがこの地域に出来た理由なのかなと思ったりもするが、何故今の浅間神社が富士山のある南方向ではなく西方向を向いているのかはわかりません。

地蔵ヶ岳のオベリスク

ちなみにその方向には、鳳凰三山の地蔵ヶ岳がありここには左の写真のようなオベリスクが存在します。

ここ鳳凰山(鳳凰三山)は昔から信仰を集めた山であり、浅間神社の本殿はこちらを背にして建てられているのです。

しかも南から北に伸びる参道に対し、直前で90度方向を西に変える形で。

私はそのタイプをあまり目にしたことがないので、珍しいと思っているが本当に珍しいのかはわからない。

 

 

そもそも参道が富士山に尻を向けるっていうのもどいうものなのかなって。富士山本宮浅間大社と浅間神社の延長線上にあるのは「榛名富士」だったりするし。実際に目にしたことがないから一度は見に行きたいと思っているし、もう作り物、ピラミッドみたいな形もオカルト好きにはたまらない。でもなんていうんだろう、浅間神社の富士山を祭っていながらなんかないがしろにしている感っていうのか。

ただ山宮浅間神社(富士山本宮浅間大社の元宮・山宮(元摂社))と結んだ場合、その線がちょうど参道に入ってきていたりしますからそいうのも関係あるんでしょうかね。

この手のものを考えながら線を引いているともう大変なことになってたりしますし、何かしらのオブジェクトにぶつかったりしますので、それを調べるとまた深い歴史にぶち当たり脱線して結論なんてでやしねえ、そんな感じになるわけです。

でも浪漫がありますよね、こいう歴史には。
もうずっとそんなこと考えていたいものですよね(同意を求めるところじゃない

 

NHK正月時代劇「桜ほうさら」は山梨の話??

2014年1月1日(水)午後7時20分からNHK総合テレビで正月時代劇として放送されるという「桜ほうさら

この番宣を見た時に、「あれ?」と思いました。

ご存じの方も多いかと思いますが、甲州弁に「ささらほうさら」という言葉があるからです。

ささらほうさらは悪いことが続くことや大変な様をいいますが、タイトルである「桜ほうさら」はこれを文字っているように思えたからです。

原作は、宮部みゆきさんの「桜ほうさら」だそうですが、あいにく私は読んだことがないので作品内で地元である山梨が関係してくるのかはわかりません。

タイトルがささらほうさら(大変な様)の造語ですから、おそらく作品内で両者が意味を持っているのは間違いないでしょう。

山梨の人間としては、劇中で山梨が重要な意味を持ってきたりするか興味深いところです。ただ時代劇として見ても楽しめるかもしれませんが、今回の場合は山梨という点に注目してみるのも面白いのかもしれません。でも面白く無いかもしれません。結局内容を知らないのでそのへんはわかりません(笑)

しかしながらお正月は予定通りいかないことも多いので、そもそもその時間にゆっくり番組を見ることが出来るかちょっと心配なところです。

ちなみに、2014年4月からの朝のNHK連続ドラマは「花子とアン」で、山梨県出身で「赤毛のアン」翻訳者・村岡花子さんの明治・大正・昭和にわたる、波乱万丈の半生記で、すでに山梨県甲府市でロケが始まっています。

原案は村岡花子さんの娘さんである村岡恵理さんの「アンのゆりかご」だそうです。

今回の桜ほうさらで山梨が重要なポイントとなっていたりするようならば、NHKのドラマや時代劇にて山梨が立て続けに取り上げられることになりますので地元としても悪い気はしませんし、様々な人間ドラマが地域の歴史になったりしていくわけですから注目です。

花子とアン」についてもまた機会がありましたらロケ地などをお伝えしたいと思います。

旧中道往還の右左口宿と精進湖周辺集落

旧中道往還。

現在の中道往還は国道358号線、地元では精進みちや精進湖線と呼ばれていますが、この道と山の中を並走するような形で旧中道往還が残っています。

もともと中道往還の中道という名は、昔からの道である若彦路(現在の笛吹市八代町から富士河口湖町大石へ抜ける若彦トンネル)と富士川沿いを走る現在の国道52号線である富士川街道の間を走っていたことから中道と名付けられたと甲斐国志に記されています。

中道往還の歴史は古く、江戸時代も海のない甲斐の国にとって海のある駿河との交易は塩を中心とした海産物を運ぶ重要なルートとなっておりました。

このルートを使って生まれたのが山梨の煮貝で、海のある駿河から鮑を醤油で煮込んで運んだ所、程よい距離と揺れとで美味しく仕上がったことから名物となりました。

その遥か昔、弥生や古墳といった時代においても意味をなしていたのではないかとも考えられています。その証拠に市町村合併で甲府市となってしまいましたが甲府盆地の南端に存在した中道町(甲府南IC付近)には、東日本でも最大級の前方後円墳や円墳が存在しこのエリアは山梨でも遺跡の多い地域になります。東海道側から内陸に移動し水が豊富で開けた甲府盆地に定住したのではないかとも言われています。

銚子塚古墳

 

中道往還で現在最も歴史の面影を残す宿場町は右左口宿になります。甲府南ICを精進湖方面に南下し、国道358号線の右左口(うばぐち)の信号の少し左記を右手に入っていきます。その先のT字路でぶつかる道路が旧中道往還の宿場町になります。

中道往還右左口宿

さらにそれを進んでいくと峠越えとなっていきます。現在も旧道は通行可能ですが、冬季は閉鎖されます。また、普通乗用車での走行はおすすめできないような路面状況(未舗装でこぶし大の石がゴロゴロ)ですのでかなりの覚悟が必要です。

私はスポーツバイクで精進湖の方から旧道を通り、あーもう絶対にパンクする、絶対に転ぶ、もうやだと無きながら超えましたね。オフロードバイクがさっそうと走り去っていく中。

右左口宿から山を超えると旧上九一色村の中心部で国道358号線と一旦合流します。その後また現在はトンネルになっている区間で阿難坂(女坂峠)を越えます。昔はもちろんトンネルなんてありませんからね。

阿難坂(女坂峠)

 

ここを超えると精進湖畔に出ますがその手前にも集落があり、当時の面影を残す古民家や精進諏訪神社や龍泉寺などがあります。

特に精進諏訪神社にある精進の大杉は 全国規模で見てもかなりの巨木で山梨県内を代表する巨木でもあります。同じ敷地内には諏方神社の大杉もあり、ひっそりとした集落の中にで威風堂々とした姿を遠くからでもみることができます。

精進の大杉

 

そして集落を抜けると精進湖にぶつかりますがここからの富士山もまた素晴らしいです。

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昔、河口湖で出会ったドイツ人が精進湖は日本のスイスだと言ってました。

スイスに行ったことないですけど今でも精進湖に行くとどの辺がスイスなんだろうと考えたりしますが、まだ答えは見つかっていません。