今年の目標としていた富士山への登頂。先日果たすことができ無事に戻ってくることができましたのでこうしてブログを書いています。
先日、とうとう梅雨明けも宣言されましたので、来月の8/31まで富士山も混雑することでしょう。今回の富士登山に向けてなんとなく自分で立てていた目標はこちらに書いています。
下記5点になります。
吉田口登山道にある古い茶屋などの廃墟を7月の山開きまでに撤去するという話が出ていたのもあり、先月吉田口を5合目まで登ったわけですが、特にこれらが撤去されたりはしていませんでした。
05:17 4合目(2037m)通過
4.5合目にある井上小屋跡までくるとようやく下の様子が見えてきます。
この日は下に雲があり雲海をみることができました。
05:30 5合目(2136m)通過
ここまで90分は悪くないペースなのかなと思います。
05:48 5.5合目佐藤小屋(2233m)到着
ここでようやく人(多分宿泊客)と会いました。ここからは雲海が広がっていました。八ヶ岳の向こうには北アルプスまで望めました。
06:00 5.5合目佐藤小屋出発
06:26 6合目安全指導センター(2385m)到着
ここから富士山の残り半分が始まるといった感じです。でも時間で計算したらまだ1/3程度でしょうか。
ここからは草木がなくなり晴れの日には直射日光をモロに浴びることになりますので、日焼け止めやら帽子やらの準備を整えたりします。
ここにはルート図などもあり、目安時間も出ているので貰っていくと辛い時の助けになるでしょう。
06:39 6合目安全指導センター出発
ここからは砂利のような道を歩いて登ります。このあたりにおいても上から下ってくる方がチラホラいますが、ほとんどが途中断念した方たちのようです。下山道は別にありますので、途中まで行って体調がすぐれなかったりするかたはこの道を降りてくることになります。すれ違いざまに挨拶をすればほとんどの方が気持ちよく返してくれますが、もし返してくれなかったとしても悔しい思いがあってまだ素直に消化できていないんだなと理解してあげてください。
07:27 7合目花小屋(2700m)到着
吉田口で富士山に登って思うことですが、7合目とか8合目が多いです。。
山小屋がそれぞれ掲げているので、また7合目か…といった感じです。そのような進んでいない感が体を重くすることはあっても軽くすることはないでしょう。ただ登っていると山小屋が次々に出てきますので、あそこまで行くぞ!という目標といった意味ではいいかなと思います。
私は6合目からここまでが案外しんどかったです。馬返しから6合目までの最初の疲れが来た感じで、ここまでの間にウィダーインゼリーでカロリー補充しました。結構カロリー消費からくる疲れというのがあると思いますので食事にはもう少し気を配ろうと思った次第です。
07:35 7合目花小屋出発
ここからは手を使う岩場の登りになります。ここからが9合目あたりまでしんどいという方が多いようですが、私は足の疲れを手に分散できる感じもありここからは比較的楽な区間でした。休憩でパンを食べたりおにぎりも食べたりしたので空腹からくるバテが解消されたのかもしれません。今になって思い返してみると、なにかを食した後の体の回復というというケースは多々あったように思えます。
ここからは7合三勺やら7合5勺やらといつまで7合目続くんだよといった感じで登っていきます。
08:51 7合3勺
09:36 白雲荘(3200m)到着
休憩しましたがこのあたりからへばり始めた方が見受けられるようになりました。
難しいことですが、本当に最悪の事態になる前にエスケープできるルートや方法、決断などが山登りに限らず何にでも必要なのかなと思います。
09:45 白雲荘出発
09:55 7合5勺通過
10:14 8合目富士山ホテル(3366m)到着
沢山山小屋があって記憶がもう曖昧です。休んだところもありますし通過したところもあります。
ただこれだけ山小屋があると不安はかなり少ないはずです。しかしまだまだ頂上は先です。
10:30 8合目富士山ホテル出発
11:18 9合目通過
ここまでくればもう一息です。
11:44 富士山吉田口山頂久須志神社(3707M)到着
山頂に到着するまで、登山道にはいくつか鳥居があります。
夜だったりするともしかして頂上?なんて勘違いするケースもあるかもしれません。
私の中で頂上は突然現れる感じがありまました。目の前に必死で
吉田口の山頂には久須志神社が現れます。この先には自動販売機すらありますし、途中の山小屋でも必ず食べ物や飲み物が売っていますので結構な重量物である飲食物は買うという手段を取ることで、わざわざ下から持って行くよりもだいぶ楽に登れるかなと思います。
当日の天気は良かったですが、夏の午後ということもあり5合目あたりが雲に覆われ、麓は見えない時間が多かったです。
ただ時折河口湖や山中湖が顔を見せてくれました。
人出についてはなにぶん初めてで比較できませんが、平日の昼間ということもあり少なかったようです。
登山道には多少のツアーグループがおりましたが、簡単に脇を抜けていくことが出来、難儀することもありませんでした。
富士山の辛いところは、限られた期間の中で天気も気にしないとならないので都合よく行かない場合も多いわけですが、そのようなことを考えると初めての富士山でいろいろ恵まれていたと思います。
- 登るルートは山梨県側の吉田口登山道。
- スタート地点は0合目である富士北口浅間神社
- 日程は日帰り
- 食べ物や飲み物は全て自力で持って行く