初めての富士山。吉田口登山道馬返しスタート

今年の目標としていた富士山への登頂。先日果たすことができ無事に戻ってくることができましたのでこうしてブログを書いています。 先日、とうとう梅雨明けも宣言されましたので、来月の8/31まで富士山も混雑することでしょう。今回の富士登山に向けてなんとなく自分で立てていた目標はこちらに書いています。 下記5点になります。
  • 登るルートは山梨県側の吉田口登山道
  • スタート地点は0合目である富士北口浅間神社
  • 日程は日帰り
  • 食べ物や飲み物は全て自力で持って行く
初めて富士山に登るにはあまりよろしくない計画内容です。 ルートについては吉田口登山道が最も山小屋が多く、食べ物や飲み物、トイレなどに困る心配がないので問題ありません。食べ物についても、山小屋が多いということもあり、最悪の場合お金さえ持っていけばお腹いっぱい飲み食いは可能なわけです。 問題となる部分は、0合目の富士北口浅間神社からスタートする点と、そこをスタート地点としながら日帰りで帰ってこようという考え方です。 しかしながら富士山の印象というとあまりに観光ナイズされてしまい誰でも気軽かつ簡単に登れてしまうという印象が強かったわけです。ディズニーランド行ってきたよ!みたいな感覚で富士山行ってきたよ!ってのも違うなと思ったわけです。 普段山に登らない人でも富士山だけには登ったことがあるというケースが少なくありません。そのようなこともあり、実際よりも富士山への登山は大変そうに伝わっているだけなんじゃないか?と思ったわけですね。 そのようなわけで、当初はこのような考えと目標のもと富士山にチャレンジしようと思っておりました。 しかしながらこれまで富士山に登ったことないものが、いきなり上記のような条件でチャレンジすることはいささか無謀、ということはわかっておりましたので、吉田口0合目である北口浅間神社から5合目のスバルライン駐車場までの区間には挑戦しております。 このプレ登山で0合目から5合目まで往復してみてわかったのは、0合目富士北口浅間神社から1合目手前にある馬返しまでの区間は、整備された林間コースを歩くだけではあるものの、距離が長く行きはともかく帰りにはこれが堪えることになるだろうなということと、初めての場合はまだしも、復路も同じルートを変えるとなると目新しさも失われて気持ちが折れやすいなということでした。 ということもあり、また、昔は馬返しまで馬でやってきてここから富士山に登ったということもあったので ・スタート地点は0合目である富士北口浅間神社 という目標をあっさりと、 1合目である馬返しからスタート ということに変更しました。 しかしながらその際登ったのは富士スバルラインの5合目駐車場までですので、そこから上の登山道については経験がありません。 もちろん一度登ってみればわかるわけですが、登る前は標高グラフなどを見ながらあの山のあそこよりは傾斜度はないなとか距離もこれぐらい続くんだなとシミュレーションは出来ていたわけですが、もちろん考えるのと違った部分はいくつもあります。 多分初めて5合目に行った方の中には似たように思った方がいるかと思いますが、天気が良ければ山頂まで見渡すことができます。それをみると、あれ?案外近いのね。なんて思えるわけです。 もちろん実際に直線距離で言えば数キロですし、山頂までには山小屋や落石防止があるだけですので、あながち間違った間隔ではないと思うのですが、登る方についてはその感覚は注意が必要です。なぜなら登っても登っても頂上につかないからです(笑) ではここからは私の当日のデータになります。 山名:富士山 ルート:吉田口登山道 スタート地点:馬返し(04:04発) 経由地点:お鉢巡り(剣ヶ峰:富士山頂上3776m地点) ゴール地点:同地点(18:35頃?) 歩行時間:14時間30分前後 歩行距離:20km(GPSロガーによる計測) 天気:晴れ(雨なし) 04:04 馬返し(1433m)出発 この日のご来光時間は04:40過ぎだったと思います。なのでこの時間、まだ山道は真っ暗です。空は多少明るくなってきているかな?といった感じです。駐車場には2台?ぐらい車が止まっていたともいます。最近では吉田口の馬返しからのルートも脚光を浴びつつありましたので、正直、日帰りでなくとももっとずっと多くの人がここから登っている人がいるかなと思っていたのですが。 3.11の地震の際に壊れた鳥居は修復されておりました。登山の安全を心で祈ってくぐり抜けます。 04:12 1合目(1516m)通過 550mほどで1合目に到着します。もちろんライトを付けて登っています。でないと足元が見えません。リスのような小動物は見かけました。また鳥の鳴き声もかなり耳にしました。ここから5.5合目の佐藤小屋まで小動物以外の動物と会うことはありませんでした。 04:32 2合目 小室浅間神社(1715m) ここで軽く休憩し、定期連絡をして飴を舐めます。まだ麓ということもあり歩いているとかなり暑いです。ちなみに薄手のスポーツ用長袖シャツで登りましたが、スタートからゴールまでこれ以外に何かを着たりはしませんでした。はっきりとは覚えていませんがここから3合目までの間でライトは消しても問題ないぐらいの明るさになったと思います。 04:49 3合目三軒茶屋(1842m)通過 吉田口登山道にある古い茶屋などの廃墟を7月の山開きまでに撤去するという話が出ていたのもあり、先月吉田口を5合目まで登ったわけですが、特にこれらが撤去されたりはしていませんでした。 05:17 4合目(2037m)通過 4.5合目にある井上小屋跡までくるとようやく下の様子が見えてきます。 この日は下に雲があり雲海をみることができました。 05:30 5合目(2136m)通過 ここまで90分は悪くないペースなのかなと思います。 05:48 5.5合目佐藤小屋(2233m)到着 ここでようやく人(多分宿泊客)と会いました。ここからは雲海が広がっていました。八ヶ岳の向こうには北アルプスまで望めました。 06:00 5.5合目佐藤小屋出発 06:26 6合目安全指導センター(2385m)到着
ここから富士山の残り半分が始まるといった感じです。でも時間で計算したらまだ1/3程度でしょうか。 ここからは草木がなくなり晴れの日には直射日光をモロに浴びることになりますので、日焼け止めやら帽子やらの準備を整えたりします。 ここにはルート図などもあり、目安時間も出ているので貰っていくと辛い時の助けになるでしょう。 06:39 6合目安全指導センター出発 ここからは砂利のような道を歩いて登ります。このあたりにおいても上から下ってくる方がチラホラいますが、ほとんどが途中断念した方たちのようです。下山道は別にありますので、途中まで行って体調がすぐれなかったりするかたはこの道を降りてくることになります。すれ違いざまに挨拶をすればほとんどの方が気持ちよく返してくれますが、もし返してくれなかったとしても悔しい思いがあってまだ素直に消化できていないんだなと理解してあげてください。 07:27 7合目花小屋(2700m)到着 吉田口で富士山に登って思うことですが、7合目とか8合目が多いです。。 山小屋がそれぞれ掲げているので、また7合目か…といった感じです。そのような進んでいない感が体を重くすることはあっても軽くすることはないでしょう。ただ登っていると山小屋が次々に出てきますので、あそこまで行くぞ!という目標といった意味ではいいかなと思います。 私は6合目からここまでが案外しんどかったです。馬返しから6合目までの最初の疲れが来た感じで、ここまでの間にウィダーインゼリーでカロリー補充しました。結構カロリー消費からくる疲れというのがあると思いますので食事にはもう少し気を配ろうと思った次第です。 07:35 7合目花小屋出発 ここからは手を使う岩場の登りになります。ここからが9合目あたりまでしんどいという方が多いようですが、私は足の疲れを手に分散できる感じもありここからは比較的楽な区間でした。休憩でパンを食べたりおにぎりも食べたりしたので空腹からくるバテが解消されたのかもしれません。今になって思い返してみると、なにかを食した後の体の回復というというケースは多々あったように思えます。 ここからは7合三勺やら7合5勺やらといつまで7合目続くんだよといった感じで登っていきます。 08:51 7合3勺 09:36 白雲荘(3200m)到着 休憩しましたがこのあたりからへばり始めた方が見受けられるようになりました。 難しいことですが、本当に最悪の事態になる前にエスケープできるルートや方法、決断などが山登りに限らず何にでも必要なのかなと思います。 09:45 白雲荘出発 09:55 7合5勺通過 10:14 8合目富士山ホテル(3366m)到着 沢山山小屋があって記憶がもう曖昧です。休んだところもありますし通過したところもあります。 ただこれだけ山小屋があると不安はかなり少ないはずです。しかしまだまだ頂上は先です。 10:30 8合目富士山ホテル出発 11:18 9合目通過 ここまでくればもう一息です。 11:44 富士山吉田口山頂久須志神社(3707M)到着 山頂に到着するまで、登山道にはいくつか鳥居があります。 夜だったりするともしかして頂上?なんて勘違いするケースもあるかもしれません。 私の中で頂上は突然現れる感じがありまました。目の前に必死で 吉田口の山頂には久須志神社が現れます。この先には自動販売機すらありますし、途中の山小屋でも必ず食べ物や飲み物が売っていますので結構な重量物である飲食物は買うという手段を取ることで、わざわざ下から持って行くよりもだいぶ楽に登れるかなと思います。 当日の天気は良かったですが、夏の午後ということもあり5合目あたりが雲に覆われ、麓は見えない時間が多かったです。 ただ時折河口湖や山中湖が顔を見せてくれました。 人出についてはなにぶん初めてで比較できませんが、平日の昼間ということもあり少なかったようです。 登山道には多少のツアーグループがおりましたが、簡単に脇を抜けていくことが出来、難儀することもありませんでした。 富士山の辛いところは、限られた期間の中で天気も気にしないとならないので都合よく行かない場合も多いわけですが、そのようなことを考えると初めての富士山でいろいろ恵まれていたと思います。

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